ハイエース7型にカーナビをDIYで取り付けました。
結論から言うと、素人でもできます。2〜3時間あれば。
今回は業者には依頼せず、自分で作業しています。
200系ハイエース7型のスーパーGL(4ナンバー・標準ボディ)をオーディオレス仕様で買いまして、手持ちのカロッツェリア AVIC-CW911を移植することにしました。ステアリングスイッチ連動まで含めて全部DIYです。バックカメラは今回は繋いでいません。
「オーディオレス車のナビ取り付け、難しそう」と思っていたんですが、やってみると特に難しい工程はなく、強いて言えば「オーディオレス車特有の配線の隠し場所を探すのに手間取る」くらいでした。内装バラシ用のヘラと配線キットとドライバーがあれば、あとは根気だけです。以下、手順を順番に書いていきます。
今回取り付けたハイエース
今回作業したのは、ハイエース7型のダークプライム2 標準ボディの4ナンバー。
オーディオレス仕様なので、納車時にはセンター部分が完全に空いていました。
ナビを取り付ける場所が、最初からぽっかり空いている状態です。
今回の目的はカーナビそのものというより、Wi-Fiを使えるようにすることでした。
俺の仕事は少し特殊で、ノマドワーカーに近い働き方をしています。
ネットにつながれば場所を選ばず仕事ができるので、車内で使えるWi-Fiがあると便利です。
モバイルルーターのほうが機動性は高いのですが、今回のナビなら今のところ無制限に使える。
パケットを気にせず使えるというのは、仕事で使う場合にはかなり助かります。
使用したもの
今回使用したものは以下です。
- カーナビ
- エーモン AODEA オーディオ・ナビゲーション取付キット 4972
- GPSアンテナ
- ステアリングリモコンケーブル KJ-Y101SC
- 内張り剥がし
- プラスドライバー
- タイラップ
基本的にはこれくらいです。
エーモン AODEA 4972
今回使ったのがこちら。
エーモン AODEA オーディオ・ナビゲーション取付キット 4972
このキットがあると、車両側の配線を一つずつ確認して自分で配線する必要がないので、かなり楽になります。
自家配線でやるなら、検電テスターなども必要になると思います。
DIYで取り付けるなら、こういった取付キットを使ったほうが手軽です。
GPSアンテナ
GPSアンテナはこちらを使用しました。
テレビはほとんど見ないので、フィルムアンテナは貼っていません。
アンテナの線だけ接続して、余った線はグローブボックスに入れています。
これでもテレビは映りました。
テレビを頻繁に見る人なら、きちんとフィルムアンテナを取り付けたほうがいいと思います。
ステアリングスイッチには追加ケーブルが必要だった
ステアリングスイッチは、最初はそのまま使えると思っていたのですが、実際には動きませんでした。
そこで追加したのが、
カロッツェリア ステアリングリモコンケーブル KJ-Y101SC
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これを接続したところ、ステアリングスイッチも問題なく使えるようになりました。
ナビによって必要なケーブルが違うと思うので、購入前に適合を確認したほうがいいです。
内装を外す
ここから実際の作業です。
まずはナビ周辺の内装を外していきます。
最初にシフトノブを外します。普通に反時計回りに回すだけです。
使用した工具は内張り剥がし。

場所によっては差し込める隙間が狭いので、そこは少しやりにくいです。
上から内張り剥がしを差し込んで、隙間ができたら指を入れます。
あとは外していきます。


これは隠しネジなどはないので、ひたすら内張り外し道具と腕力を使って引っぱるだけです。
多少の傷を許容できるなら、もう少し深く内張り剥がしを入れられるので、作業自体はそれほど難しくありません。
ただし、内装を傷つけたくない場合は慎重に。
内装は手順を守って外す
ハイエースの内装は、順番を守らないと外れない部分があります。
シフトノブなどが引っかかって外れないこともあるので、無理に引っ張らず、手順を確認しながら作業したほうが安全です。
今回の作業は7月だったので、内装も比較的柔らかく、問題なく外せました。
逆に冬場は樹脂が硬くなるので、内装を外しにくくなります。
冬に作業する場合は、車内を温めてから作業したほうがいいと思います。
グローブボックスは外しておく
グローブボックスは、付けたままでも作業できます。
ただ、簡単に外せるので、外しておいたほうが配線作業は楽です。
グローブボックスは出っ張りで引っかかっているので、その部分を内側に入れて通すだけ。
それほど難しくありません。
今回も最初に外しておきました。
GPSアンテナの配線を通す

写真を撮り忘れましたが、フロントガラスにGPSアンテナを貼り付けてあります。
このアンテナ線がむき出しだと激ダサなので、ここはエレガントにピラー裏に通すことにします。
アシストグリップ外し



グリップのメクラ蓋を色々な道具でこじって外す
中身はプラスのドライバーでOK
ピラーに配線を通す


グリップが外れたら、ピラーにかかる部分のドアのゴムを引っ張って外しておく
ピラーを引っ張って外す際、下が引っかかるのでクリップを取ったあとは上方向に引っこ抜くようにすると外しやすいです

横の吹出口のカバーもただ引っ張るだけで外れます。


これでグローブボックス裏からピラーを伝って上部まで通るので、いい感じのところまでGPSアンテナの線を這わせます。
GPSアンテナの配線はグローブボックス側から本体に通しました。
カーナビ本体の取り付け


オーディオレス車ですが、車体側にナビを取り付けるためのステーがあるので、車体から外してカーナビ側面に取り付けます。
この際、エーモンのキット内にあるカーナビの周りを隠すフィッティングパーツも一緒に取り付けます。
配線

カプラーをそれぞれの線に繋ぎます。

基本は、同じ色同士をつなげていけばいいハズです。
ハイエースは、ナビの電源などの線以外にもラジオ線やスピーカーの線など色々あるのでじっくり配線図とにらめっこして結線していきます。
ナビ裏のカプラーを探す
今回、一番見つけにくかったのが車両側のカプラーです。
最初はナビ用のカプラーだと気づきませんでした。
写真を見ると位置が分かりやすいと思います。
配線を手繰り寄せて、車両側から引っ張り出します。
ここは少し探しました。
車体側のカプラーは、オーディオレス車だと奥に隠されていたり固定されていたりするので、接続しやすいように先に引っ張り出しておくといいでしょう。
フリーになっているカプラーを手繰り寄せてくるのですが、かなり奥にあります。
ナビ裏のかなり奥に押し込まれていて、最初は見えませんでした。
しかも、ブラブラしないように固定されています。


オーディオレス車だと本体側の線が車体の受け口に刺さっていたりしますので、これを探すの苦労しました。
ラジオアンテナは分かりやすい
ラジオアンテナの配線は特徴的な形をしているので、すぐに分かります。
これは普通に接続するだけでした。
特に難しいところはありません。
ナビ裏の配線を収めるのが一番大変
今回の作業で一番時間がかかったのがここです。
ナビ裏にはかなりの数の配線が集まります。
それをナビ本体の奥に収めていく必要があります。
作業自体は難しくありません。
配線を下から引っ張って入れていきます。
そのままだと足元に出てくるので、裏側でタイラップを使ってまとめます。
これも特別な技術は必要ありません。
ただ、配線が多いので、ナビを入れようとすると引っかかる。
一度出して配線を整理して、また入れる。
これを繰り返します。
今回の作業は、ここが一番めんどくさかったです。
配線を一部短くした
配線が多かったので、途中で一部を短くしています。
ギボシ加工して余分な配線を詰めました。
ただし、これは必須ではありません。
配線を短くしなければ、長いままでも無理やり収めることはできると思います。
つまり、今回の作業でギボシ加工が必須だったわけではありません。
ギボシ以外に特別な技術は必要ありません。
エアコンスイッチまでは外していない
本当はエアコンスイッチまで外せば、もっときれいに配線を処理できると思います。
ただ、そこまでやるのは大変なので、今回はやっていません。
配線をある程度まとめて、そのまま押し込みました。
プロならもっときれいに処理すると思います。
俺はそこまでやらん。
ちゃんと収まって動けばOKという判断です。
ドリンクホルダーに注意
ここは今回実際に失敗しました。
純正のドリンクホルダーの奥まで配線を持っていくと、配線が邪魔になってドリンクホルダーが閉まらなくなります。
一度配線をやり直しました。
ただ、それでも完全には閉まらなくなりました(笑)
現在もそのまま使っています。
なので、今回この記事を見ながら作業する場合は、
ドリンクホルダーの奥まで配線を入れすぎないようにしてください。
俺は気づくのが遅かったです。
ステアリングスイッチを接続
KJ-Y101SCを使ってステアリングスイッチを接続。
これで問題なく動きました。
バックカメラは触っていない
バックカメラは今回触っていません。
純正デジタルインナーミラーなので、バックカメラの映像はもともとそちらに表示されます。
そのため、ナビ側にバックカメラを接続する必要はありませんでした。
一度電源と音を確認

一通り結線し終えたら、とりあえず仮組みのまま各システムがちゃんと機能するかしっかり確認しておきます。
配線を完全に収める前に、一度車に収めて動作確認しました。
確認したのは、
- 電源が入る
- 音が出る
この2点。
ここまで確認して問題なかったので、残りの配線を処理しました。
ところまで全部確認してから戻すという方法もありますが、俺の場合は、
「電源入った。音出た。たぶん大丈夫」
くらいです。
問題があれば、またバラせばいいので。
アースはナビ横の金具に共締め
アースはナビ横の取り付け金具に共締めしました。
エーモンのキットに入っている、カーナビ周辺を隠すフィッティングパーツを取り付ける工程で一緒に作業しています。
フィルムアンテナは貼らなくてもテレビは映った
先ほども書いたように、テレビを見ないのでフィルムアンテナは貼っていません。
アンテナ線だけ接続してグローブボックスに入れてあります。
それでもテレビは映りました。
テレビを見たい人は、きちんとフィルムアンテナを貼ったほうがいいと思います。
ナビを固定して内装を戻す
あとはナビを固定して、配線を収め、内装を元に戻して完成です。
作業時間は、写真撮影なども含めて2〜3時間程度でした。
特に7型だから難しいという印象はありませんでした。
基本的な内装のバラし方は、他の200系ハイエースでも大きくは変わらないと思います。
ただし、これは今回作業した範囲での感想です。
7型かどうかより、オーディオレス仕様かどうかのほうが関係する可能性もあると思います。
※ここは根拠があるわけではないので、参考程度に。
DIYでやってみる価値はある
今回やってみて感じたのは、ハイエースのナビ取り付けは、思っていたほど難しくないということ。
特別な電装技術は必要ありませんでした。
エーモン4972を使えば配線もかなり簡単になります。
ギボシ加工も、配線を短くしたい場合だけ。
あとは内張り剥がしとタイラップがあれば、基本的な作業はできます。
多少の内装剥がし時の傷を許容できる。
工賃の1〜2万円を浮かせることに価値を感じる。
そして、自分で車を触ることを楽しめる。
このあたりに当てはまるなら、DIYで挑戦してみてもいいと思います。
プロに頼んだほうがいいケースもある
もちろん、すべての人にDIYをすすめるわけではありません。
内装に傷が付くのが嫌。
配線を完璧にきれいに処理したい。
炎天下の車内で2〜3時間作業するくらいなら工賃を払ったほうがいい。
そういう場合はプロに頼んだほうがいいと思います。
今回の作業は7月だったので、エアコンが使えない車内での作業になりました。
ここはかなり暑い。
工賃を払って涼しいところで待っていられるなら、それも十分合理的です。
DIYはあくまで、自分でやること自体を楽しめるかどうかだと思います。
まとめ
ハイエース7型へのカーナビ取り付けをDIYでやってみました。
今回使った工具や部品だけなら、それほど特殊なものはありません。
一番大変だったのは、ナビ裏の配線を収める作業。
ここは配線の量が多く、何度か出し入れしながら調整しました。
また、純正ドリンクホルダーの奥まで配線を入れると、閉まらなくなるので注意。
俺は一度やり直しましたが、現在も完全には閉まりません。
それ以外は特に問題なく、
- ナビ
- Wi-Fi
- ステアリングスイッチ
- ラジオ
- GPS
いずれも問題なく使えています。
今回の作業をやってみて、ハイエースのナビ取り付けは、素人でも十分挑戦できるDIYだと思いました。
必要なのは特別な技術というより、手順を確認しながら作業することと、多少の根気。
あとは、多少うまくいかなくても、
「ダメならまたバラせばいい」
くらいの気持ちがあれば、意外と何とかなります。
俺もそんな感じでやっています。




















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