みなさん、こんにちは。田舎の片隅で、体力の衰えと老眼の進行に怯えながら、無駄に増えてしまった車やバイクに囲まれて暮らしている50代の冴えないおっさんです。
ガレージなんて洒落たものはありません。ただ、田舎ゆえに「車を停める敷地だけはほぼ無限にある」というのが唯一の救いでしょうか。本日も青空天井の我が家(の敷地)から、愛車にまつわる頭の痛い、けれど愛おしいお話をお届けしたいと思います。
さて、今回のお題は「アルファロメオ4Cの洗車と水漏れ(浸水)」についてです。
ネットで「アルファロメオ 4C 洗車」などと検索すると、「ミッドシップ特有の注意点」とか「洗車時はエンジンルームに軽くシートをかけましょう」なんていう、どこかお上品なアドバイスが出てきたりしますよね。
……甘いです。甘すぎます。
実際の4C乗りから言わせてもらえれば、そんなレベルの話ではありません。
結論:4Cの洗車で水が入ってくるのは「正常」です
まず最初に、この記事の結論(アンサー)から申し上げましょう。
4Cは、洗車をすると普通に水が入ってきます。
大事なことなので、もう一度言いますね。
4Cは、普通に洗車をするだけで車内に水が入ってきます。
故障でもなければ、個体差でもありません。これがアルファロメオ4Cというクルマの「仕様」であり、平常運転なのです。
高圧洗浄機?いいえ、普通のシャワーで水没します
「いやいや、高圧洗浄機でドアの隙間を直接噴射したりしたんでしょ?」
そんな声が聞こえてきそうですが、絶対に違います。高圧洗浄機なんて恐ろしいもの、4Cには絶対に使えません。普通のホースのシャワーモードで、優しく優しく撫でるように水をかけているだけです。
にもかかわらず、窓の隙間からサーッと水滴が伝って車内に入ってきます。高圧洗浄機どころか、ただの庭の水撒きレベルの水圧にすら窓枠のゴムパッキンが屈服してしまうのです。
さらに凄いのがエンジンフード周りです。4Cのエンジンフードには排熱用のメッシュ穴が空いているのですが、その穴の下には何があると思いますか?
なんと、ヒューズボックスやバッテリーといった、電子機器の心臓部が鎮座しています。
「濡れたらマズい場所に穴を開けない」という、小学生でもわかりそうな理屈はイタリアの熱い情熱の前には無力です。ちなみに初期型のアバウトさは特に素晴らしく、なんとバッテリーが完全に剥き出しの状態で配置されていました。
さすがにメーカー側も「これはさすがにマズい」と途中で察したのか、マイナーチェンジで後付け感満載のバッテリーカバーが追加されるという神対応を見せてくれました。カバーがついたからといって、水が入らなくなるわけではないのが実に味わい深いところです。
ついでに言えばトランクも酷いものです。初期型のトランクパッキンは、期待を裏切らない「イタリアンクオリティ」。雨や洗車のたびに水が通るルートを完璧に誤解しているとしか思えない構造で、気付くと水のルートに沿って水浸しになり、トランクの裏側がカビまくっています。
クルマという乗り物が「外で雨風に晒され、水で洗われる」という前提を、完全に無視して作られているとしか思えません。
水漏れとカビを回避するための現実的な洗車作戦
では、4Cオーナーはどうやって洗車をしているのか?
結論、車全体に豪快にシャワーをかけるのは諦めて「拭き上げメイン」にするか「完璧な養生」をするしかありません。
洗車をする際は、まずマスキングテープと養生シートを用意します。
- エンジンフードのメッシュ穴をシートで完全に塞ぐ
- リアフェンダーのエアダクト周りも浸水ルートになるため塞ぐ
- 窓の隙間には極力直接水をかけず、固く絞ったマイクロファイバークロスで拭く
ここまでやって、ようやく「車内が水浸しにならず、トランクがカビで全滅しない」というスタートラインに立てます。洗車をするだけで、まるでこれから精密機器の輸送作業でも始めるのかというレベルの準備が必要になるのです。
それでも、この不便さが愛おしい
ここまでボロクソに書きましたが、じゃあ私が4Cを手放したいかと言われれば、答えは「NO」です。
洗車のたびに「うわ、また水入ってるよ」とタオルで拭き取り、トランクに水がつたい漏れしてないか確認し、エンジンルームを乾かすためにフードを開けて空を仰ぐ。
そんな手間暇や、壊れるスリル、圧倒的な不便さも含めて、このクルマは私の「老いた脳」を強烈に焼き尽くして離さないのです。全てが完璧な時代だからこそ、この手のかかるイタリアの跳ねっ返りが愛おしくてたまらない。オタクというのは実に業が深い生き物ですね。
本日も、こんなおっさんのくだらない自虐雑談にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
またガレージ(青空駐車場)で何かトラブルが起きたらご報告いたします。


















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