【中古乗り必見】一年間乗ったzil521で発生したトラブルまとめ



2017/7/8に乗りはじめて、2018/7/8にサンリビングが納車されるまでちょうど丸々1年カムロードベースのzil520(ジル521)に乗ったわけですが、この間発生したトラブルをまとめてみましたので、これからバンテックのキャンピングカーに乗る方の参考になれば幸いです。

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ついに納車!ZIL521

【要注意!】雪国のキャンピングカーで気をつけるポイント

【大ピンチ!】旅行中に点灯したカムロードの警告灯について

写真で残っているものは記事にしてあるので、上記を見ていただければと思いますが、他にもマイナートラブルがチョイチョイありまして、残念ながらそのほとんどは写真などで記録しておらず、とりあえず文字で書いておきますので、キャンピングカーを買おうとしている方はそこにもご留意ください。
そもそもキャンピングカーって、ほとんど手作りに近い感じなので、多分、新車や中古とかは関係なく、単純に当たり外れの問題が大きいような気がします。
他との比較ができないので自分がスカを引いたのかアタリだったのかは分かりませんが、そういうマイナートラブルにも根気よく付き合う心構えは必要です。
また、納車して終わりな買い方(ノウハウの無い普通の車屋やヤフオク等個人売買)はかなり上級編になると思うので、安さだけに飛びつかず、しっかりとメンテしてくれる業者との巡り合いがこの後のキャンピングカーライフには重要です。

家具系のトラブル

引き出しや扉などはプッシュボタンでロックするタイプなんですが、ボタンが壊れてロックできなくなりました。
ロックだけ取り替えて事なきを得ましたが、コレ、走行中に車が右に左に曲がるたびに開いたり閉まったりしてとにかく忙しい感じでした。
すぐ治るものなんですが、中古で買われる方はプッシュボタンがシブいとかは要チェックです。
また、走行中はギシギシミシミシと家具が軋む音が出ます。これを気にする方はキャンピングカーには乗れないと思うので、広い心で受け入れる必要があるかと思います。

エンジン系のトラブル

どうもカムロードは排気絞り弁の固着という持病があるらしく、リコール対応はしていただいてるんですが、うちの車は暑いとしょっちゅうエンジンチェックランプが点きました。
点灯するたびにそこら辺のトヨタのディーラーで診断機からリセットしてもらってましたが、中古で買う場合は保証でこの手のトラブルに対応してくれるのかは確認された方が良いですね。
オイル管理(特に量)も神経質なくらいでちょうど良いかと思います。

家庭用エアコンのトラブル

万年悩まされた(といっても一年しか乗ってないですが、、、)のが、zil521のエアコントラブル。
zil521のエアコンは室外機がエンジンの真後ろに位置しているせいなのか、エンジンの熱を吸気してしまうので、とにかく冷えません。
室外機の表と裏をひっくり返すツワモノもいるくらい、そもそも搭載位置をミスってるようです。
そんなこんなのせいなのか、次モデルのzil522からは室外機の設置場所が車体後部に変わりました。
他にも、走ってる最中にガスが抜けたり、フロントタイヤの跳ね上げた飛び石で室外機に穴が開いたり、なぜかエアコン室内機がエラーになったり。我が家の車はエアコン自体を三回取り替えました。
乗り心地も悪かったんですが、このエアコンのトラブルに辟易したのも早々に車を乗り換える原因にもなりましたね。
zil521を買う方は、夏の暑い時期にエアコンがどの程度使えるレベルなのかはできれば確認した方が良いです。

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ざっと思い出す範囲ではこんな感じでしたが、他にも自爆でポンプを破損させたり、大きさ故、駐車場で擦られたり、泥除けのマッドフラップが寒さと雪で気づいたらいつの間にか折れてたとか色々ありました(笑
走行距離の半分近くは片道100キロのメンテナンス業者との往復に費やし、車を預けては2,3週間後に引取りといった感じだったので、自宅の駐車場には代車が停まってる事の方が多いんじゃないかと思ったりしましたが、手のかかる子の方が可愛いという感じでしたので、ウチは笑って過ごせましたね。
キャンピングカーには(特に中古車は)ある程度の開き直りや、多少のトラブルは逆に楽しむくらいの心構えが必要なんだと思います。

上記踏まえて、皆さんも素敵なキャンピングカーライフを楽しんでください。